優勝を果たした明秀日立
8月4日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の決勝で桐光学園(神奈川1)と明秀日立(茨城)が花咲スポーツ公園陸上競技場で対戦。優勝候補だった2校、静岡学園(静岡)と青森山田(青森)を撃破した勢いそのままに明秀日立が夏の頂点に登り詰めた。
先手を取ったのは初優勝を狙う明秀日立。11分に右サイドを崩してFW柴田健成のゴールで先制すると、19分にも柴田の得点で2点のリードを得る。
それでも、3大会ぶりの制覇を目指す桐光学園がそこから反撃。31分、FKからFW宮下拓弥のヘディング弾で1点を返すと、後半はペースを握り、51分にドリブルで切り込んだMF松田悠世の得点で同点とした。
延長に入っても互いに攻め合ったが、勝ち越しゴールはどちらにも生まれず、決着はPK戦に委ねられた。
PK戦では5人ずつが決め、サドンデスに突入。決着がついたのは7人目。先行の明秀日立キッカーが成功すると、後攻の桐光学園のキックをGK12重松陽(2年)が見事にセーブ。PK戦を7-6で制した明秀日立が初優勝を飾った。
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)