高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023WESTは第17節が8日に行われた。

 前節の引き分けで連勝が6で止まった首位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と、1試合未消化ながら勝ち点3差で広島ユースを追う静岡学園(静岡)が対戦。スコアレスで後半を迎えると、広島ユースが76分に途中出場FW井上愛簾のゴールで先制する。静岡学園も87分にDF野田裕人がヘディングシュートでネットを揺らし同点に追いつくと試合はそのまま1-1で終了。広島ユースが22本と相手の3倍以上のシュート数を記録したが、首位攻防の直接対決はドロー決着となった。

 ホームに最下位の履正社(大阪)を迎えた4位の米子北(鳥取)は、25分にFW森田尚人が右足でネットを揺らし先制すると、その後もMF上原颯太とFW愛須隆聖が追加点を挙げ、3-0で勝利。6戦無敗とした米子北が暫定3位に浮上した。6位の名古屋グランパスU-18(愛知)と神村学園(鹿児島)との一戦は、スコアレスで迎えた82分にMF名和田我空がFKからゴールを決め神村学園が先制。しかし名古屋U-18も90+5分にFW那須奏輔が同点ゴールを決め、1-1の引き分けとなった。その他、東福岡(福岡)とサガン鳥栖U-18(佐賀)の九州対決は3-2で鳥栖U-18が競り勝ち、ジュビロ磐田U-18(静岡)vs横浜FCユース(神奈川)は1-0で磐田U-18が勝利を収めた。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023WEST
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023WEST