4月29日、平成28年度高校サッカー関東大会予選の準決勝2試合「昌平vs浦和東」「正智深谷vs狭山ケ丘」が浦和駒場スタジアムで開催され、第1試合は昌平が、第2試合では正智深谷が勝利し6月に千葉県で開催される関東大会出場を決めた。

 第1試合では新人戦優勝の昌平と新人戦4強の浦和東が対戦。2点のビハインドから昌平はMF針谷岳晃の2発で試合を振り出しに戻すと、その後突入した延長前後半ではスコアは動かずPK戦へ。このPK戦をモノにした昌平が初の関東大会出場を決めた。

 またここまで3戦連続PK勝ち、そして準々決勝では前回大会優勝校の西武台を下した狭山ヶ丘と昨年度の全国選手権出場校の正智深谷が激突した第2試合は1-0で正智深谷に軍配。後半に1点を挙げ、この一戦に勝利した正智深谷は2年ぶり5回目の関東大会出場を決めた。一方、今大会躍進を遂げ、初の関東大会出場を狙った狭山ヶ丘だったが無念の準決勝敗退となった。

 決勝は本日30日に埼玉スタジアム第2グランド(14時キックオフ)で開催が予定されている。

▽平成28年度関東高校サッカー大会 埼玉県予選日程
平成28年度関東高校サッカー大会 埼玉県予選