試合後、谷純一監督は「選手もシステムも変えて今日は色々とチャレンジしたゲーム。チャンスは作れたんですが、なかなか決められず、最後に点を取れたところは良かったんですが、甲南さんの粘り強い守備もあって前半でゲームを決められなかったのは課題。今日は交代を5枚使えて、この2回戦と3回戦で公式戦の緊張感を色んな選手が体感することができたところは収穫かなと思います」と試合を振り返り、崩しの場面では課題があったものの、この先の連戦を見据えた上で多くの選手を起用出来たのが収穫だったと語った。

 プリンス関西2部では首位の京都共栄と勝ち点差1の2位(京都共栄は1試合未消化)と好位置につける神戸弘陵。そして15試合で43得点とゴール数はダントツのリーグトップだ。爆発的な攻撃力を備えている今年のチームは今大会の優勝候補の筆頭に挙げられる。

 それでもインターハイ予選を制し、挑んだ全国大会では1回戦で青森山田の厚い壁に跳ね返された。

 「(青森山田は)プレミアでも今首位にいるし、総体では良い経験をさせてもらった。県を勝ち抜くのは簡単ではないですが、しっかり優勝して青森山田と冬にもう一回やろうとやっていますので、一戦必勝であと3試合しっかり勝って全国のトップを目指してやりたい」

 全国大会で味わった悔しさは全国大会でしか晴らせない。青森山田との再戦まで負けられないと指揮官も選手たちも意気込んでいる。

 神戸弘陵は11月3日に準々決勝で市立尼崎と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽第102回全国高校サッカー選手権兵庫予選
第102回全国高校サッカー選手権兵庫予選