履正社FW26桐畑優由介(写真=会田健司)
11月3日、第102回全国高校サッカー選手権大阪予選は中央トーナメント準々決勝がJグリーン堺で行われ、前回大会王者で高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2023 WESTの履正社は、2年ぶりの王座奪還を目指す阪南大高と対戦。前半は阪南大高にペースを握られた履ながら、相手のPKをGK二宮智輝(2年)が阻止するなど無失点で耐えると、後半にCKとPKから2点を先行。その後の阪南大高の反撃を1点に凌ぎ2-1で競り勝った。
「後ろが重い」「戦えていない」ハーフタイムに平野直樹監督が選手たちに掛けた言葉は劣勢だった前半を物語っていた。
前線にボールが収まらず、セカンドボールを拾えない。左サイドのMF8宇都宮翔菜太(3年)と、右サイドのMF15長谷怜(3年)。攻撃時にこの両翼に良い形でボールが入らず、勝負する形に持っていけなかった。
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▽第102回全国高校サッカー選手権大阪予選
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