國學院久我山GK大村太郎(写真=石黒登)

 帝京との準決勝、國學院久我山は遅れてきた守護神がチームを救った。GK大村太郎(3年)は「120分みんなでやって、最後たまたまPKになって、キーパーに来たご褒美的な感じで止められて良かったです」と控えめに振り返った。

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 決勝は序盤から押し込まれる展開。その中で大村は「ハイボールを強気で行く」ことと「1対1」を徹底し、帝京の強力アタックを防ぎ続けていた。

 試合は後半31分に國學院久我山がDF普久原陽平(3年)主将のオーバーラップからのゴールで先制したものの、直後の35分にセットプレーの逆襲から失点。延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦にもつれ込んだ。

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▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
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