高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プリンスリーグ関東第12節は7日に5試合が開催。以下、激戦を振り返る。

 まずは首位、FC東京U-18と8位横浜F・マリノスユースが対戦。前回対戦した第3節では7対1と横浜F・マリノスユースが大勝している。今季2度目の対決は両者一歩も譲らない展開となった。FC東京U-18が蓮川雄大の2ゴールなどで3対1とリードして迎えた終盤、横浜F・マリノスユースは82分に和田昌士、続く85分には根本圭輔が決めて同点。3対3のドローに持ち込んでいる。

 首位、FC東京U-18がドローに終わったため、今節の勝利で首位浮上の可能性が生まれた2位、大宮アルディージャユースは7位、山梨学院大学附属高校と対戦。期待が集まった大宮アルディージャユースであったが藤沼拓夢のゴールで先制するもその後、山梨学院大学付属高校に追いつかれ1対1で試合終了。こちらも勝ち点1ずつを分け合う結果となり、上位2チームの順位変動はなし。勝ち点を26に伸ばしたFC東京U-18が首位をキープしている。尚、次節、FC東京U-18対大宮アルディージャユースの“首位攻防戦”が予定。大きな注目が集まる。

 3位、前橋育英と5位、浦和レッドダイヤモンズユースの一戦は激しいシーソーゲームに。逆転に次ぐ逆転となった激戦、最後は78分斎藤翔太の決勝ゴールで浦和レッドダイヤモンズユースが3対2で勝利を収め4位浮上を果たした。

 桐光学園川崎フロンターレU-18の“神奈川勢対決”はホームでの一戦に臨んだ川崎フロンターレU-18に軍配。岡田優希、牧寛史のゴールで2対0の快勝。

 國學院大學久我山高校と湘南工科大学附属高校の一戦は終盤まで縺れ込む接戦に。國學院大學久我山高校1点リードで迎えた後半アディショナルタイム、湘南工科大学附属高校は勝山聖也が起死回生の同点ゴール。1対1の引き分けに持ち込んだ。

 熱戦が続く今季のプリンスリーグ関東も残り6節。最後に笑うのはどのチームか。

7日の試合は以下の通り。

▽7日プリンスリーグ関東第12節
國學院久我山 1-1 湘南工大附
FC東京U-18 3-3 横浜F・マリノスユース
山梨学院大附 1-1 大宮アルディージャユース
浦和レッドダイヤモンズユース 3-2 前橋育英
川崎フロンターレU-18 2-0 桐光学園

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