9月7日、高円宮杯U-18サッカーリーグプレミアリーグEAST第12節が各地で行われた。全5試合を振り返る。

 まずは注目の“柏ダービー”。11試合を終えて7勝2敗2分け勝ち点23で首位に立つ柏レイソルU-18と6位、流通経済大学附属柏高校の一戦は小川諒也の2ゴールなどで流通経済大学附属柏高校が4対1の圧勝。見事首位撃破に成功した。一方の柏レイソルU-18は終了間際に1点を返すのがやっと。流通経済大学附属柏高校には第3節に続く2連敗を喫し、首位陥落となった。

 柏レイソルU-18に替わって首位に浮上したのは清水エスパルスユース。敵地に乗り込んでの一戦、9位に低迷する東京ヴェルディユースの反撃をかわして3対2で勝利。得点ランキング上位10位に、半数の5人が名を連ねるなど、リーグ最多28ゴール(第12節終了時)を誇る攻撃力を発揮し、8勝目。勝ち点を25まで伸ばしている。

 続いて共に2連勝中の3位、市立船橋と7位、青森山田高校の対戦。好調のチーム同士が顔を合わせた一戦は2対1で青森山田高校が勝利。得点ランキング2位、FW丹代藍人の決勝ゴールで勝ち点3を手にした。

 前節柏レイソルU-18を下した4位、北海道コンサドーレ札幌U-18と最下位に沈むJFAアカデミー福島U-18の一戦は一方的な展開に。高森大夢の先制ゴールをきっかけにゴールラッシュを披露したJFAアカデミー福島U-18が5対1で大勝。順位は8位まで上昇している。

 5位、鹿島アントラーズユースはアウェイで8位、三菱養和SCユースと対戦。61分に生まれた吉岡樹利也のゴールを最後まで守りきり1対0で勝利。首位と勝ち点差8の4位に浮上し、リーグも終盤戦の戦いを迎える。

 尚、プレミアリーグEASTは12月7日に最終節を迎え最終順位が決定。その後優勝チームはプレミアリーグWEST王者と日本一を賭け、同14日のチャンピオンシップに臨む。 7日の試合結果は以下の通り。

▽7日プレミアリーグEAST第11節
JFAアカデミー福島 5-1 コンサドーレ札幌U-18
東京ヴェルディユース 2-3 清水エスパルスユース
流通経済大柏 4-1 柏レイソルU-18
三菱養和SCユース 0-1 鹿島アントラーズユース
市立船橋 1-2 青森山田

▽プレミアリーグEAST大会日程・結果・順位表はこちら
プレミアリーグEAST大会日程・結果・順位表

【高校サッカードットコム】
ドットコムTwitter
ドットコムfacebook