名古屋MF6田中響貴が選手宣誓(写真=矢島公彦)

 その後、開会式は開会宣言、国歌演奏、高体連の歌演奏、岡山学芸館キャプテンMF10田口裕真(3年)による優勝旗返還・レプリカ授与等の前年優勝校各賞返還・レプリカ授与、「フェアプレー」の意義を改めて呼びかけた日本サッカー協会・田嶋幸三会長のあいさつと続き、いよいよ選手宣誓へ。47校のキャプテンが取り囲む中、壇上に上がった名古屋のキャプテン・MF6田中響貴(3年)は、コロナ渦から見出した教訓と希望、感謝に続き、最後は日本・世界平和の一隅を照らす決意を表明。会場には大きな拍手が起こった。

 なお、大会は40分ハーフ・引き分け時は即PK戦のルールで28日に国立競技場で早稲田実(東京A)vs広島国際学院(広島)の開幕戦を行った後、29日に1回戦15試合、31日に2回戦16試合を開催。年が明けた2024年1月2日には3回線8試合、4日には準々決勝4試合を行い、国立競技場に会場を集約し45分ハーフ・引き分け時には即PK戦となる準決勝は1月6日(土)、45分ハーフ・同点時には10分ハーフ延長戦・PK戦方式となる決勝戦は1月8日14時05分に東京・国立競技場でキックオフされる。

▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権