等々力陸上競技場(写真=矢島公彦)

 12月29日、第102回全国高校サッカー選手権の1回戦15試合が首都圏内の各会場で行われる。ここではそのうち第2試合の7試合について、みどころを紹介していきたい。

 まず神奈川・等々力会場のカードは。矢板中央(栃木)vs東海大仰星(大阪)。DF梶谷皇光斗(3年)を中心とした堅守速攻が持ち味の矢板中央に対し、大阪府大会決勝戦でハットトリックを達成したFW水永直太朗(3年)をはじめとする東海大仰星攻撃陣がいかに得点を奪えるかがみどころになりそう。続いて埼玉・駒場会場では帝京大可児(岐阜)と柳ヶ浦(大分)が対戦。ボランチ吉兼伶真(3年)をはじめ技術力が高い選手が多い帝京大可児に対し、FW曽根虎大郎(3年)のキープ力や仕掛けを有効に用いる柳ヶ浦がいかなる戦い方を志向するかが、試合の流れを左右しそうだ。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権