FWオノノジュ慶吏
12月29日、第102回全国高校サッカー選手権の1回戦15試合が首都圏内の各会場で行われ、前橋育英(群馬)が3-1で立正大淞南(島根)を下し2回戦進出を決めた。
殊勲は2得点をあげた前橋育英FW18オノノジュ慶吏(2年)。ユニフォームからも伝わる頑健さも特長だが、これはあくまでもベース。
先制点は「ターンしたときにGKに右に寄っていたので」と冷静に逆に流せば、ダメ押しとなった3点目、ゴール前にボールが行きかうなか、「『ボールがこの辺に来るかな』と待っていたら、本当にきて・・・あとは反応して、決めるだけ」と感覚で押しこむなど、ゴールセンスが特長。選手権初陣ながらの圧巻の2得点に「きのうの練習でシュートは決まらず、『あとは決めるだけ』という状態で試合に臨んだ。きょうゴールを決められて嬉しくて、自信につながった。次の試合でも1点決めたい」と意気込んだ。
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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権