歓喜の広島国際学院(写真=矢島公彦)

 12月31日、第102回全国高校サッカー選手権の2回戦が首都圏内の各会場で行われ、16強が決まった。3回戦は来年1月2日に行われる。

 第1試合では8試合中5試合がPK決着。PK戦では青森山田(青森)と昌平(埼玉)、市立船橋(千葉)、明秀日立(茨城)、堀越(東京A)が勝ち上がった。

 

 第2試合では波乱が続出。プレミアリーグ勢3校が涙を飲んだ。優勝候補の一角・静岡学園(静岡)は初出場校の広島国際学院(広島)にPK戦の末に敗れ2回戦敗退。全国常連で優勝候補と目されていた前橋育英(群馬)は神戸弘陵(兵庫)に0-2の完封負けを喫した。前年覇者の岡山学芸館(岡山)はMF木下瑠己の2発により高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 EASTを2位で終えた尚志(福島)を2-1で撃破。夏全国4強の日大藤沢(神奈川)と対戦した近江(滋賀)はPK戦の末に勝利を収めている。

▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権