佐賀東イレブン(写真=池田鉄平)
第102回全国高校サッカー選手権は2回戦が31日に行われ、帝京大可児(岐阜)と対戦した佐賀東(佐賀)は3-1で勝利し2回戦を突破した。
佐賀東はMF16右近歩武のゴールで先制。その後同点に追いつかれるも、DF甲斐桜助とFW田口大翔がゴールネットを揺らし3-1で勝利を収め初の選手権2勝、そして8強へ王手をかけた。
勝利した佐賀東の蒲原晶昭監督のコメントは以下の通り。
「完璧に近いシミュレーションを実施しましたが、その背後には明確な理由があります。全国大会での対戦相手、丸岡さんは圧倒的なプレッシャーを持ち、帝京大可児さんはテクニカルな面で優れているため、試合のアプローチを変える必要がありました。相手のテクニカルなところで、奪い所が絞れずに苦しい時間帯が続いたが、前からハメて取ることとミドルゾーンのブロックから取ることと、2種類の守備のやり方を準備してきました。
私たちは“王様”ではないので、富山一さんとの次戦に向けて、再び入念な準備をすることが求められます。チームの歴史やその他の要素について色々な見方があるかもしれませんが、私たちにとっては、限られた3年間の中での大切な試合です。選手たちが持っているベストを引き出し、次の試合でもその力を発揮させたいと考えています」
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権