DF山本虎(写真右 写真=矢島公彦)

 第102回全国高校サッカー選手権の決勝が1月8日に行われ、青森山田(青森)が3-1で近江(滋賀)を下し、2年ぶりの優勝を果たすとともにプレミアリーグとの2冠を達成した。

 青森山田のDF山本虎主将は「昨年度は1冠もできなかった。もう一回強い青森山田を取り戻そうとやってきた1年間で、その中で選手権での優勝は一番目標としていたので、今はホットしています」と安堵の表情を浮かべた。

 今季の当初の目標は3冠だったが、優勝候補筆頭と目されながら夏のインターハイで明秀日立(茨城)に破れ、まさかの3回戦敗退。「あの悔しい経験があったから今があると思うので逆に良い経験だったかなと思います」とこの1年を振り返った。

 高校サッカーを卒業し、山本は大学に進学。大学サッカー経由でプロ入りを目指す。

(取材=古部亮)

▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権