アメリカの大学の監督・コーチ
「規則正しく、仲間や監督が求めることを理解し、自分から考える選手が伸びる」とグラッシー監督。なおマーシャル大学は現在、人工芝のグラウンド1面を使っているが、将来的にはハイブリット型の人工芝3面の増設など環境面の充実を図るほか、3100人収容のスタジアムは毎試合、満席のため、増築を目指している。
「求めるのはテクニックがあり、パスをつなげられる選手。ゲームコントロールができ、頭の回転の速い選手」とNCAA1部(アメリカ4年制大学1部)ノース・カロライナ大学ボロー校クリス・リッチ監督は日本人選手を高く評価しているひとり。
「いま在籍している日本人選手がものすごくやってくれている。またアメリカ全土には多くの日本人選手がおり、評価が高いこともあり、WithYouさんにこうした機会を設けていただいたので、来日しました。(日本人選手は)テクニカルな面、ハードワークする面、規則正しさが、わが校が求める像にあっている。世界をまわっても日本人が一番フィットしている」と日本は人材の宝庫なのかもしれない。
また今回のトライアウトでは「4、5人は良いなと思う選手がおり、そのうち2人は確実に獲得したいと思う選手がいました。しかし、ほかの大学も(獲得に)動くでしょうから、難しいと思うが、頑張りたい」と前向きだ。
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▽第15回男子トライアウト
第15回男子トライアウト