東海大福岡の大丸忠が退任
3月10日、東海大福岡は現監督を務めている大丸忠氏に代わり、同13日付で伊藤良太現ヘッドコーチが新監督として就任することを発表した。また、部長として松原崇志氏、ヘッドコーチとして中野大地氏が就任する。
「華麗なる猛虎」の名で知られる東海大福岡サッカー部監督の大丸監督が退任する。大丸監督は、平清孝氏(現岡山学芸館高校ゼネラルアドバイザー)の後任として監督を引き継ぎ、チームを全国高校サッカー選手権大会へ導くと同時に、独自のメソッドと指導哲学で数々のJリーガーを育成した。その情熱あふれる指導力と戦術家としての能力には定評がある。また、在学する生徒に対し「学習と部活動の両立」の実践を説き、人間教育にも力を注いだ。
東海大福岡高校サッカー部は、大丸監督の指導のもとDF ラインから細かくパスを繋ぎ相手選手を動かし、ゴール前での多彩な崩しからゴールを目指す、“繋ぎの超攻撃サッカー”を表現してきた。その観る者を魅了するサッカーは、県内に留まらず、U-15以下育成年代の指導者等、多くのサッカーファンからの注目を集めている。退任後は、東海大学付属浦安高校サッカー部監督、ならびに同校教頭として着任する。