東京都高校選抜U16海外遠征プロジェクㇳメンバー(写真提供=東京都高校選抜U16 海外遠征プロジェクト)
3月26日から海外遠征を行っている東京都高校選抜U16(海外遠征プロジェクト)がシントトロイデンのユースチームと最終戦を行い、0-2で敗れた。
ここまでの2試合の反省点からチーム、個人でやるべきことを再確認してゲームに臨んだ東京都高校選抜U16。自陣からスムーズにボールを運び、ゴールを目指して何度もチャンスを作った東京都高校選抜U16だったが、シントトロイデンのGKとDF陣を中心としたゴール前の質の高い守備によって、最後まで得点を奪うことができず0-2で敗れ、初勝利を挙げることはできなかった。
チームを率いる加藤悠監督(都立東久留米総合)は「選手たちは慣れない環境においても積極的なチャレンジをしてくれました。何度もチャンスメイクをして決定機を作りましたが、ゴール前での判断、タイミングやキック精度などのシュートの質、ゴールを守るという部分で現地の選手たちと差があると選手・指導者ともに痛感させられました。強度の高いゲームに適応する力は十分発揮されました。ここで体感したものでチームに還元し、東京での日常に変化を起こし、成長速度を速め、成長曲線を高めていってほしいと思います」と話した。