ゲームキャプテンの竹花とGK1重松陽(写真=会田健司)
しかし、延長戦も残り1分となったところでFW25鈴木優斗(2年)がPKを獲得。大事な場面でキッカーを任された竹花はこれをキッチリ沈めた。その後のPK戦を4-2で制し、明秀日立がなんとか勝利した。
薄氷を踏むような勝利だったが、それでも「PK勝ちも含めて勝ち切るのが自分たちの強さ」と、竹花は意に介さず。その表情からは、"こんなところで負けていられない"というような空気が漂ってきた。
明秀日立は昨年のインターハイで全国制覇を成し遂げたことで、今春は新チームが青森山田などの強豪が集まるサニックス杯に出場。ヴィッセル神戸U-18も同居したグループリーグを1位で突破すると、順位決定1回戦では大津に0-4と大敗を喫したが、3位決定戦では市立船橋を破り、3位という上々の結果も残した。
▽令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選
令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選