重松が悔やんだ2失点目のシーン(写真=会田健司)
そして「去年と比べたら今年はまだ何も成し遂げていない」とストイックさを感じさせるコメントを残した重松。
さらに「県内では相手が向かってくるのを感じる。向かってこられても強さや上手さを見せられないとダメだよね、と伊藤コーチからも言われていますし、新チームになってからはそれを突き詰めて練習しているので、そこはまだまだ強くならないといけないし、上手さのところでも茨城県内でもっともっと突出していかないと、というのを今日の試合をやってまた感じました」と続けた。
明秀日立は昨年のインターハイで全国制覇を成し遂げたことで、今春は新チームが青森山田などの強豪が集まるサニックス杯に出場。ヴィッセル神戸U-18も同居したグループリーグを1位で突破すると、順位決定1回戦では大津に0-4と大敗を喫したが、3位決定戦では市立船橋を破り、3位という上々の結果も残した。
「サニックスではプレミアレベルのチームもいて、ヴィッセル神戸や大津とやってみて、高校年代トップのサッカーの質というものを肌で感じられた。それを収穫できて、体験できたのは良かったですし、それを糧にその基準で練習をやっています。個人としてもあのレベルのプレーを出来るようにならないといけない。あの時の向かっていく気持ちで県内でもやらないと、またチャンピオンにはなれないなと思います」
▽令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選
令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選