6月4日、「滋賀県春季総合体育大会サッカー競技」の決勝が布引グリーンスタジアムで開催され、比叡山と綾羽が全国を懸けて熱戦を繰り広げた。

　準決勝で昨年度の選手権出場校・野洲を下した初のインターハイを狙う綾羽と準決勝では前回大会優勝校の草津東を下し決勝に駒を進めた同じく初のインターハイを狙う比叡山の一戦はスコアレスのまま延長戦へ。均衡が破れたのは延長後半AT。綾羽が試合終了間際にMF中井隼人のヘッドで1点を挙げ、1-0で勝利し初の全国総体出場を決めた。

　比叡山を下して全国への扉を開いた綾羽は滋賀代表として7月に広島県で開催される全国総体に出場する。