そう吐露したのは、昨年は2年生ながらスタメンを張り選手権とプレミアの2冠達成に大きく貢献したDF5小沼蒼珠(3年)だ。小沼を全国区に押し上げたロングスローと丸坊主は今年も健在。それに加えて今年は主将として県内408連勝中の常勝軍団を引っ張っている。
苦しみながらも1-0の完封勝利で野辺地西を下し24大会連続27回目のインターハイ出場を決めた青森山田。
「去年のインターハイは、プレミアファイナルや選手権の時とは違い隙があった。選手権と違って中1日も空かない分、特にインターハイは日常生活の過ごし方が大切。今からさらにやるべきことを積み上げて、去年の3年生が成し遂げられなかったインハイ優勝を目指す。まずは1冠を取れるように頑張っていきたいです」
重圧をはねのけ、小沼はまずは夏の全国大会でその頂に立つつもりだ。
(文・写真=古部亮)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選