優勝した神戸弘陵

 昨年は新人戦、総体、選手権の県内3冠を達成し、他を寄せ付けなかった神戸弘陵。それでもインターハイでは初戦で青森山田に善戦しながらも1-3で敗戦。選手もコーチ陣も全国の壁の高さや、足りないものを再認識し、日頃のトレーニングから全国でも通用するように取り組んできた。

 だからこそ、インターハイへの切符を手にしても、ここで満足することはない。「去年も総体以降に身体づくりや守備意識を上げてきたので、オフェンスは今まで通りやって、去年の夏以降鍛えてきたところを全国で表現できるように、今からしっかり上げていきたい」。破壊力が抜群だった昨年の先輩たちでも乗り越えられなかった壁があることをチーム全体で共有出来ている。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選