「悔しかったですね。怪我明けでなかなか動けないというのはあるのですが、それでもやっぱり出たかったですね」

　山田はベンチメンバーには名を連ねたものの、大一番のピッチには最後まで立つことはなかった。

　そんな山田の目にスタジアムの景色はどう映ったのか？「県のトーナメントというのはやはり難しいですね。それでもチームが1つになった時はやっぱり強くなるなと感じました。ハーフタイムに『もっとこうした方が良いんじゃないか』とベンチの自分たちがするアドバイスを出ている子が実践してくれて…それが良いプレーにも結びついたり、スタンドで応援してくれるみんなも今までにない程の声量で応援してくれて、その力もあって勝てたと思います」と改めてチームが一丸となる大切さを感じた。

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