「(後半の立ち上がりのようバタバタしてしまうのは)このチームがスタートした時からの課題なんです。相手に隙を見せてしまったり、自分たちで隙を作ってしまう。また今年は(怪我人も多く)ベストメンバーが揃ったことがないので、その中で去年出場してなくて経験が浅い選手も多くてどうしても気が緩む部分が出てしまう。関東やインターハイではそこを感じてくれる選手がいなかったので、ミーティングでもそこは話し合いました。そういう点を考えれば、今日は良くやったなと思います。」指揮官は選手たちが出した結果をひとまずは誉めた。だが同時に「今日の課題は2失点。やられたというよりは自分たちが隙を作ってしまった。選手たちからも隙があったらあと2つ勝っていけないという話が出ていたのでわかっている課題だと思います。そこはしっかりと詰めていきたいです」と気を引き締めることも忘れなかった。
【次のページ】 横浜商大高・安達伸彦監督「『えっ、ここが来たの?』というチームに入っていきたい」(4)
▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選