綾瀬 vs 神奈川朝鮮中高級学校
開始早々の2分、DF11待合大地の先制ゴールで幸先の良いスタートを切った綾瀬。しかし、その後はペースを握りながらもなかなか追加点が奪えない。それに対して神奈川朝鮮は後半に入ると守備に関してはガツンと正面から強い当たりでボールを奪うと素早く縦へとボールを送り、よりシンプルなサッカーで反撃する。
「簡単に裏、裏、背後、背後って蹴ってくるというのを徹底するチームにぶつかる機会はなかなかないですね。どこかで一つ使ったりとかが多いのですが…70分のゲームではホント1点勝負になるので、そこを相手チームが徹底して信じてやってきたので選手たちもやりにくかったかもしれません」と小坂監督が話した通り、戸惑いはあったものの、それでも選手たちは最後まで集中して相手の攻撃を封じ込んだ。
「6月の最後のリーグ戦(厚木北に0-3で敗戦)で同じような展開で取り切れずに逆に取られちゃってズルズルやられてしまったのですが、その経験も今日は生きて、しっかり弾いて耐え切れたのかなと思います」
【次のページ】 綾瀬・小坂一洋監督「取られなければ負けることない」(3)
▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選