あれから約4か月。プレミアリーグEASTを、インターハイ予選を経て迎えた今回の本戦初戦。内容は決定力、試合運びなど、課題はあり、発展途上にはあるものの、自信と手ごたえを選手から、そして監督からも感じられた。

 多士済々の集団を玉田監督はどう指導をしてきたのか。

 「この4か月間で、整理できた部分、まだまだ改善しなければならない部分、たとえば『これは正解』『これはやってはダメ』という整理が選手に出てきました。あと自分はあまり口うるさく言いません。『このようにしなさい』ではなく、選手の判断に対してアドバイスをします。選手が判断のなかで成功、失敗を経験する、このやり方が合っているのかもしれません(玉田監督)」

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)