青森山田DF小沼蒼珠

 7月30日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)は3回戦を行ない、青森山田矢板中央が対戦。王座奪還を狙う青森山田はPK戦の末に勝利を収め3回戦を突破した。

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 前回大会では3回戦でのちに日本一となった明秀日立(茨城)と対戦。後半アディショナルタイムに決勝ゴールを許し0-1で敗れ涙を呑んだ青森山田。 DF5小沼蒼珠は矢板中央との死闘を終え「(インターハイは)70分っていう短い試合時間。相手もウチと同様に守備のチームで、本当に1点が大事になるゲームになるということは、分かっていました。去年このラウンドで、明秀日立さんに攻め急いで結局カウンターでポロッと負けてしまったことをベンチでずっと話していた」と明かした。続けて「PK勝ちでしたが、優勝するチームなら通る道とプラスに捉えたい。タフな相手に勝てたのは収穫。これからは最後の怒涛の攻めの時に、決め切ることができるかが重要」と気を引き締めた。

(文・写真=田原豊) 

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)