帝京長岡DF5山本圭晋

 8月2日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の準決勝がJヴィレッジスタジアムで行われ、昌平(埼玉)と対戦した新潟県勢初の4強進出を果たした帝京長岡(新潟)は1-2で敗れ惜しくも決勝進出を逃した。

【フォトギャラリー】準決勝試合風景

 帝京長岡DF5山本圭晋主将は「立ち上がりのところで、連続失点してしまったのが全て」と小学校から知る昌平MF大谷湊斗に許した2ゴールを悔やんだ。続けて「3点目を取られずに、1点を返せたのは良かった。後半も押せることもあったし、ボールを握るシーンもあったんで、マイナスなイメージだけではない」と気丈に振る舞った。

 「湊斗は高校1年生の時から試合に出ていて、刺激をもらっていました。うまくて抑え切れなかった」と話し、「このピッチで一緒にやれて楽しかった」と親友との全国の舞台での対戦を喜んだ。

 昌平にあと一歩及ばず、帝京長岡のそして山本の夏は終わったが、冬の選手権に向けて「厳しいゲームを勝てる勝負強さは、まだまだ物足りない。完成度を上げたい」と成長を誓った。

(文・写真=田原豊)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)