「苦しい時間帯もすごくあったし、苦しい時間帯の方が長かったんですけど、それでも怪我で出られない仲間だったり、病気と戦っている仲間だったりがいて、そういうチームメイトのためにも走り切らなきゃいけなかったし、そういうのが全員の頭にあったからこそ、最後まで全員で走り切って守ることができたかなと思っています。もちろん勝てない相手だと思ってませんでしたし、全員がしっかりこの夏休みも含めて時間をかけて、良い練習できたからこそ、ああいう状況になっても焦らずプレイができたかなと思っています。みんなが頑張っていたのでそんなに苦しいって感じはなかったです。最後まで全員で集中して走り切ろうっていう思いでやり切れました」。佐藤は同じベクトルを向いて一致団結した「チーム川和」の成果に胸を張った。しかし、嬉しいことばかりではない。
▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選