「すごくきつかったです。本当に20分がすごく長くて…もうセーフティーセーフティーっていうのは中で言ってましたし、攻撃も簡単にやり切る時はやり切って、守備も押し込まれたら全部切り返すっていう感じなんですけど、そこの戦い方はできたかなって思っています。とにかく(座間には)凄く勢いがあって。観客の方もそうでしたし。全員で戦ってきていて、その勢いに圧倒されるなっていうのはありました」
結果的には逃げ切ることはできたが、どうしてここまでの打ち合いになってしまったのか。
宮澤崇史監督は「普段通りの平常心でゲームができていなかったです。一発勝負なので負けたら終わりという意識が気持ちだけ先走ってゴールに直結した直線的な落ち着きのないゲームになってしまいました」と分析。小川自身も「先制して自分たちがボール持つ時間が増えてくる中で、自分たちのもったいないミスで失点してしまいました。点を取られてからの戦い方が本当に良くなくて…焦りとか自分たちで後ろ向きなプレーが増えてしまって自滅してしまうっていう意味で、本当にそこを改善していかないと神奈川の制覇は無理だと思ってます」と、宮澤監督と同様の危機感を持つ。
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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選