浜名 vs 藤枝明誠
苛烈な環境下での激闘は2時間超の中断を挟み、異例の無効試合となった。
11月2日、第103回全国高校サッカー選手権静岡予選決勝トーナメント準々決勝が行われ、裾野市運動公園陸上競技場の第2試合は、浜名と藤枝明誠が対戦。0-0のまま延長前半途中で悪天候のため無効試合となった。
4年ぶりの優勝を目指す高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 東海所属の藤枝明誠と、15年ぶりにプリンス復帰を果たした浜名。準々決勝でのこのカードは3年連続。ここ2年はどちらも浜名が勝利。しかし、今季のプリンスリーグ東海では藤枝明誠が2勝、藤枝明誠は現在2位と好位置につけるが、浜名は最下位と苦境が続いている。両チームとも決勝トーナメント1回戦からの登場で、藤枝明誠は浜松工を、浜名は常葉橘を破り勝ち上がってきた。
濃霧が立ち込める中キックオフとなったが、視界がほとんど確保できない状況となり、6分30秒で試合は中断。そして霧が晴れるのを待つこと2時間20分、多少視界が良くなったことで試合は再開。しかし、雨が降り続いたことでピッチ中央には水溜まり。ボールが止まってしまうほどのコンディションでの試合再開となった。
▽第103回全国高校サッカー選手権静岡予選
第103回全国高校サッカー選手権静岡予選