前橋育英vs共愛学園
決勝の前半にしても、多くの時間帯で相手陣営に攻め込んでゴールを襲った。FW佐藤耕太(3年)の2本をはじめ、MF白井誠也とSB竹ノ谷優駕(ともに2年)の一撃など、決まる可能性の高いシュートが4度あったが、またしてもゴールを割れなかった。「前半に1、2点入っていれば楽な展開になったのだが……」と指揮官は、準決勝と同じように前半の苦戦を口にする。
さらに前橋商との初戦の準々決勝も、延長後半に決勝点を挙げ、4-3で勝利する持久戦だった。高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 EASTで上位につける強豪といえども、集大成の選手権予選は別もののようで勝ち上がるのは容易ではない。
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▽第103回全国高校サッカー選手権群馬予選
第103回全国高校サッカー選手権群馬予選