準決勝と決勝で山梨学院が挙げたのは5得点。その内、交代選手が挙げたのは前出の3得点に加え、準決勝でのMF速水仁のゴールを加えた4得点と、ベンチスタートの選手たちが結果を残した。
「チーム全体で雰囲気を作って、勝利に向かおうと話をしています。ベンチにいた選手たちもすごくいい準備をしてくれたと思いますし、応援に回った選手も非常にいい応援してくれたと思います」
チームがひとつに纏まった結果を指揮官としても評価する。「やっぱりスタメンだけが頑張るものじゃないと思うんで…高校サッカーなんか特に。150名もいる中で、もちろん悔しい思いしてる選手はいっぱい居ますし、そういう時でもどう立ち振る舞うかっていうのは、子どもから大人に成長していく上で大事な部分だよって話はしてきたので、そういう点ではちょっとずつ成果は出てきてるのかなと思います」
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▽第103回全国高校サッカー選手権山梨予選
第103回全国高校サッカー選手権山梨予選