試合は10分ハーフの延長戦に突入した。決勝点が生まれたのは延長前半2分。鹿島ユースB、途中出場のFW56髙木瑛人(中3)が放ったシュートがバー直撃。跳ね返りのボールをFW30髙木が頭で押し込んで、3点目。シーソーゲームにケリをつけた。
一方、帝京第三は守勢にまわりながらも前後半3本のシュートで2ゴールをあげる高い決定力で逆転に望みをかけたが、出鼻を挫かれる痛い延長前半の失点となった。
勝った鹿島ユースB。先発は高1、高2。控えには中3、中2の選手が並ぶ、厚い選手層のなか、殊勲は2ゴール1アシストの活躍をしたFW30髙木。試合について「本当にいい相手で難しい試合になりました。全員で結束して勝てて良かったです。日々の練習はキツいですが、そのおかげで最後まで粘り強く戦えました」と振り返った。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)
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