左からDF熊倉弘貴、FW熊倉弘達
1月10日、関東大学サッカーリーグ1部に所属する日本大学はサッカー部のJリーグ・JFL加入合同会見を行った。横浜FCに入団するDF熊倉弘貴(前所属:前橋育英)、ヴァンフォーレ甲府に加入するFW熊倉弘達(前所属:前橋育英)、横浜F・マリノス内定に進むGK木村凌也(前所属:横浜F・マリノスユース)、JFLのクリアソン新宿に加入するDF猪野毛日南太(前所属:FC町田ゼルビアユース)の4選手が登壇した。会見にはサッカー部の小田司部長、川津博一監督も出席し、選手たちの門出を祝った。
熊倉ツインズの兄の熊倉弘貴は、横浜FC内定までの道のりについて「弟の内定が先に決まり、正直複雑な気持ちでした。プロ入りは厳しいと考え、就職活動を始めていた矢先に2回練習参加していた横浜FCからオファーをいただきました。すぐに親に連絡して喜びを伝えました」と振り返り、「(弟と)大学までよく一緒だったなと思います。プロでは別々のチームになりますが、切磋琢磨して頑張ります。それぞれのチームで中心選手となりたい」と意気込んだ。また「試合のリズムを作り、クロスや正確なキックを活かしてチャンスメークをしていくのでその辺を見て欲しい」と横浜FCサポーターへのアピールも忘れなかった。加入後の目標については、「このエンブレムを背負い、チームの勝利のために全力で戦います。今年はJ1残留を果たし、自分もチームの力になれるよう全力で取り組みます」と力強く語った。
(文・写真=古部亮)