今回のタイ遠征では現地で3試合のトレーニングマッチが予定されている。全体練習後のミーティングで松本匡央(都立第一商業)団長は、選手たちに「何のために行くのかを考えて行動してほしい」と遠征の意義を問いかけた。

 「サッカープレイヤーとして、そして自分自身を磨くための遠征。全力でプレーしてほしいし、試合が終わればリラックスしてほしい。そうした気持ちの切り替えが大事。(遠征中)どれだけ自分を、お互いを磨き合えるか、帰国して、ひとまわり大きくなれたと実感できる遠征にしてほしい」との言葉に選手たちの表情は引き締まった。

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