淑徳巣鴨スターティングメンバー

 前半をFW11沼尾顕成の直接FKとMF7皆川陽向の股抜きシュートによって2-0でリードした淑徳巣鴨。しかし62分、FW17大木寛翔のゴールで学習院に1点差に詰め寄られる。昨年、同じシチュエーションで日大豊山に逆転負けしたシーンが指揮官の脳裏にフラッシュバックする。しかし、成長を続ける選手たちは、側から見ると寧ろその状況を楽しむ余裕すら感じられる落ち着いた対応で見事に乗り切った。

 「試合前に『今日はチーム一丸となって勝とう。そういう雰囲気の中で戦えばきっと次に繋がるよ』って話していたので、ああいう時間帯を乗り越えられたのは、子どもたち自身も成長したと実感できたと思います」

▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)