マイナスに入ったボールを合わせる得点は伊藤の十八番で、昨年プリンスリーグで奪ったゴールのうち大半を右サイドからマイナスに入ったボールを左から中に入って決めてきた。決して素走りが速いタイプではないが、一瞬のキレには自信があり、持ったら相手をかわすドリブルとともにカウンターで相手の隙に走り込むプレーが伊藤の強みだ。
「昨年は自分のことを知っている人が少なくて、それほど警戒されていなかった」と振り返るが、得点を重ねた結果、相手の警戒は強くなり、今年に入ってからはボールを受けてもボランチやCBがカバーに入り、1対1の状況を作らせてもらえない。それでもチャンスを作るため今は上手く味方を使いながらプレーするように心がけているという。
▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ