試合後、正木昌宣監督は「責任は全部私。勝たせてあげられなかった。選手がやってきた努力というのは決して悪いものではないと思います」と敗因は自分にあると話し肩を落とした。

 さらに「前監督から続いている記録であって、これをどこまで伸ばすかということではなかったですけども、いつかは負けるということは周りからも言われていましたし、でもやっぱり一番は自分の力不足だなと。選手は本当に頑張ってくれていたので、自分の監督としての力がやっぱり足りなかったかなと。なので、申し訳ないですけども、ここからまた強い青森山田に戻せるように、しっかりやっていきたいです」と続けた。

 その後は「入りの10分が全て」と何度も試合の入り方を悔やんだ指揮官。早い時間に先制を許してしまったことで、試合が難しくなった。35分ハーフ、独特な決勝の雰囲気、そして勝ち続けなければいけないという重圧が選手たちに重くのしかかった。

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選