試合後、指揮官の丸山和男監督は「3年前に明秀さんとやった時は手が届かない感覚だったが、今回は主導権を握る時間帯もあった。決める力や流れを引き寄せる力はまだ差があるが、近づいてきた実感がある」と評価しながらも、「0-0で勝負に持ち込みたかった。崩されたというよりも、パワーで持っていかれた印象。あと1、2段階の工夫が必要」と課題も口にした。
対する明秀日立の萬場努監督もまた「間違いなく数年前よりは、対戦するのが嫌な相手になってきています。昔だったら3点目を取って終わるような展開が、今回は何とか1点を返しに行こうという気持ちが見えていた」と東洋大牛久の成長を感じていたようだ。
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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選