東洋大牛久のキャプテンの大沼輝生(3年)は「今日は自分たちの強みのビルドアップやサイド攻撃が出せて、全然やれていたし、次は絶対に倒す勢いでやろうと思う」と強豪撃破に意欲を示すも、「ゴール前の質、球際、守備面は課題」と現状を冷静に受け止めていた。
もう一人の主将・西畑遼祐(3年)も「関東大会の経験が特に守備面の自信になった。2強(鹿島学園、明秀日立)に勝つには、ゴール前の質をもっと上げていく必要がある」と語る。
「(2強の)背中は見えてきている」とは丸山監督。今や茨城最多の部員187名を抱える東洋大牛久が、組織力と戦術的柔軟性を武器に冬の選手権でリベンジを狙う。
(文・写真=古部亮)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選