8強入りした2月の新人大会では吉田と鈴木晴琉(3年)で2トップを形成し、関東高校大会予選は頓宮琥太郎、川上稜介(ともに3年)、関根、吉田の中からコンディションなどを考慮して選んだ。インターハイ予選は3試合とも頓宮と川上が2トップを組んでいる。

 最前線の組み合わせや連係が向上してくると、ほかの選手も歩調を合わせるように水準が高くなっていったそうだ。

「(左2列目の)鯨井はインターハイ予選からすごく成長し、先発を任せられるようになった。唯一2年生で先発する(右2列目の)松尾泰希は、状況判断に優れ技術も高い。試合ごとに良くなっている。(3年の右SB)菅井陽斗は攻撃参加で貢献してくれています」

【次のページ】 東京成徳大深谷が前期首位ターン(5)