この試合は背番号10番のMF安藤晃希(3年)が欠場。それでも後半から入ってきた選手たちが攻撃を活性化させ、先発に抜擢されたDF5メンディーサイモン友(2年)も空中戦の強さで存在感を発揮するなど、流通経済大柏の選手層の厚さが際立った。

 「本当に選手たちがしっかりしているので、そういう意味でこっちが注意したりすることはないし、とにかく一戦一戦彼らがベストを尽くせるように僕らがサポートするだけなので。かなり自立しているから十分ピッチの中だけで戦えるぐらいの力があると思っているので」と選手たちへの信頼を口にした指揮官。

 やはり高円宮杯U-18サッカーリーグ2025プレミアリーグ EASTで首位争いを演じるチームの総合力は相当高い。そう思わせられる一戦だった。

 (文・写真=会田健司)

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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