桃山学院の堀監督
「今はロングボールや球際の部分が凄くフューチャーされていますけど、それを掻い潜るような見ていて楽しいサッカーが表現できれば」
パスサッカーから主流がダイレクトなサッカーに移っていっている中でも自分たちのこだわりを捨てずに貫く。しかし、理想を持っているだけではそれをゲームで表現することは難しい。そのためにこの夏の期間は強度の高い相手との試合を積極的に組み戦う部分を強化してきた。
「原理原則のここに戻るだったり、ここで出ていくだったり、そういう部分が弱かったので」と自分たちの理想のサッカーを表現するために、あえて対極の部分、自分たちの弱い部分にもフォーカスしてこの選手権に照準を合わせてきた。
【次のページ】 ここ3年で2度4強入りの桃山学院・堀監督「やっぱりヤンマーやヨドコウは別格」今年こそ決勝の舞台へ。初戦を16発発進(4)
▽第104回全国高校サッカー選手権大阪予選
第104回全国高校サッカー選手権大阪予選