令和7年度全国高校サッカーインターハイ（総体）青森予選決勝で、青森山田は野辺地西にPK戦の末に敗れ、県内での公式戦連勝が「418」で止まり、長き歴史に終止符が打たれた。主将として、そして守護神として、その悔しさを誰よりも強く感じている松田は「決勝戦ではとにかくゼロにこだわりながら、得点を奪って、必ず夏の借りを返せるようにしたい」と力を込めた。

　今季のチームは、プレミアリーグEASTで序盤こそ苦しんだものの、その後は復調し、第14節から現在5連勝中。順位も2位に上げ、好調をキープしている。松田は「個々の能力が高いチームですが、開幕当初はまとまりが足りなかった。4連敗を経験して『このままではいけない』という意識が全員に生まれ、そこから連携が取れるようになってきた」と、チームの復調の要因を明かした。

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