4分、DF細山田怜真(3年)の縦パスからFW日髙元(3年)がいきなり決定機を迎えると、12分には有村監督が今大会で徹底してきた「PKスポットに入る」という狙いが決勝の大舞台で早々に形になる。MF堀ノ口瑛太(3年)のパスを受けたFW日髙が反転して縦へ抜け出し、中央に走り込んだFW徳村楓大(3年)が流し込んで先制点をゲットした。
29分の追加点も、このPKスポットに入るという意識が呼び込んだ。FW徳村のシュートのこぼれ球にFW倉中悠駕(3年)が素早く反応して頭で押し込み2-0。56分の3点目は、DF細山田の鋭いCKを、DF中野陽斗(3年)が高い打点のヘディングで叩き込んだ。「練習してきたことが出れば自信につながる」と監督もご満悦の一撃だった。
▽第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選
第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選

