指揮官は「後半も前半のまま行きたいなと。やっぱり前半良かったら後半流れが悪くなるということもわかっていた部分もあるんですけど、少しやられ過ぎたかなというところもあったので、本当に我慢した彼らが素晴らしいと思います。プリンスは90分で終わるので、延長というのがほとんどないので、体力が持たないだろうと。あとは気持ちだと。その気持ちを前面に出して3年生が引っ張ってくれた。途中から出た選手もいつも以上の力を出してくれた」と3年生や途中出場の選手たちの存在が大きく、タフなゲームを勝ち切ることができたと語った。

 これで決定戦に進出を決めた愛媛FC U-18。「僕は4度目なので、3度目の正直じゃなくて4度目の正直」とプリンス降格から3度プレーオフで跳ね返され、2021年と2022年には1回戦を突破しながら、決定戦で敗れ昇格を逃してきた。

 しかし、今年は早めにプレーオフ進出を決められたこともあり、モチベーションも含めコンディションや戦術面もしっかり準備してきた。

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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2025プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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