京都橘Bイレブン(写真=森田将義)

 プリンスリーグ2部昇格をかけた高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)に京都橘Bが挑んでいる。Aチームは年末年始に行われる第104回全国高校サッカー選手権大会への出場を決めており全国への準備を進める中、Bチームも熱く燃えている。

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 初芝橋本戦のメンバーには、Aチームに絡んでいる選手も少なくない。彼らにとっては、全国の晴れ舞台へ向けての最後のアピールの場となる。先制点を決めるなど1得点2アシストを記録したMF宮田奏(3年)や、2点目を決めたFW大志万蓮(1年)、先制点をアシストしたFW奥山芯(3年)ら攻撃陣が数字に表れる形で結果を出し、中盤や最終ラインの選手たちも奮起した。こうした個々にフォーカスした部分に加えて、プレーオフにはチームとしての思いも強いものがある。それはプレーオフ出場に至るまでのストーリーだ。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)