関東高校大会が1、2年生で争われることになり3年生の大会がひとつ減ったことで、来年5月23、24の両日に茨城県で関東高校記念大会を実施。「高体連の公式戦ではありませんが、3年生のために設けた1度きりの特別大会です」と鈴木委員長。3年生を気遣った関東の専門部の粋な計らいでもある。
埼玉は全国高校選手権予選で“全国高校総体予選のベスト16枠”が以前からあったが、今年から関東高校大会予選には“新人大会のベスト16枠”、全国高校総体予選では“関東高校大会予選のベスト16枠”を新たに設けた。
新設した理由について鈴木委員長は、「16強に入るのは力のあるチームなので有力校が分散し、1回戦で実力校同士が対戦することがなくなります。それと強豪私学は人工芝グラウンドを持っているところが多いので、以前からの懸念材料だったグラウンド確保が容易にできる利点があります」と述べる。
U-18県リーグは今季から3部を設け、縦並びでの運営となった。
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