「前半はやりたいことができたけど、ちょっと前に進みすぎたかなというのはあった」と振り返るものの、試合序盤からビルドアップに関わり、攻撃を前進させていた。回数こそ少なかったが、パスを散らすだけでなく、前向きでボールを運ぶプレーは効果的だった。最大の見せ場は前半18分。中盤でボールを引き出すと素早く近くにいた西岡にパスを展開。受けた西岡が「試合前からグラウンド状況もあったのでシュートを狙って行けと言われていた」(杉山)との指示通り、遠目から狙ったシュートが相手GKに弾かれながらもゴールネットを揺らし、静岡県選抜が先制した。
後半は「相手に持たれることが多くて自分たちのサッカーはできなかった。もっと自分たちがボールを受けて相手のペースにならないようなサッカーができたら良かった」と思い通りの展開とはならなかったもののチーム全体で最後まで集中力を保った守備を披露し、無失点を維持。「この強度でやれないと上には行けない」と話すように中盤での守備でも奮闘する姿が印象的だった。「西岡とのダブルボランチは良いポジションを取って、ゲームを落ち着かせていた。あの2人がいなければこういうゲームにならなかった」と称えるのは鈴木監督で、7年ぶりの白星は杉山の存在抜きでは語れない。
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▽第41回静岡県ヤングサッカーフェスティバル
第41回静岡県ヤングサッカーフェスティバル

